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だったりした

J44xm

経験値が足りない
6 Dec 2004
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こんにちは。本日は質問があってまいりました。

「そのことをしてしまったのは自分だったのだけれど」
「そのことをしてしまったのは自分だったりしたのだけれど」

下の文で「だったりした」を使うことはどんなニュアンスをもたらすのか教えていただけませんか。よろしくお願いします。

【アップデート】ふむ~、よく見てみれば明らかなようが気がします。動詞に付く「~たり」は複数の行動を並べるんですが、「だったり」は多分、複数の、動詞のない繋辞を使う文を繋ぐ形状ではないでしょうか。
 
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「婉曲」の可能性もあるでしょうね。それをしたのは確かに自分なんだけど、あまり認めたくはないというような場合とか。
あるいは、おっしゃる通り実際に自分以外の行為者がいた場合ももちろんありえます。「そのことをしてしまったのは自分だったり(彼だったり)したのだけれど」というような例ですね。多分こちらが元々の用法で、婉曲表現はそれから発生したんじゃないかと思いますが。(何の根拠もないただの勘です。:p
 
Toritoribeさん、返事が遅くてなってすみません。ご説明ありがとうございました。私はよくわかったと思います。この「だったりする」という組み合わせは面白い表現だと思います!使ってみましょう、私は。
 
こんにちは。本日は質問があってまいりました。

「そのことをしてしまったのは自分だったのだけれど」
「そのことをしてしまったのは自分だったりしたのだけれど」

下の文で「だったりした」を使うことはどんなニュアンスをもたらすのか教えていただけませんか。よろしくお願いします。

【アップデート】ふむ~、よく見てみれば明らかなようが気がします。動詞に付く「~たり」は複数の行動を並べるんですが、「だったり」は多分、複数の、動詞のない繋辞を使う文を繋ぐ形状ではないでしょうか。

より単純な例で、違いを見てみましょう。
犯人は犬だったのだけれど。
犯人は犬だったりしたのだけれど

犬だった
犬だったりした

犬だった。
犬だったり?

ここまで分解すると、"だった"が結論を述べているのに対して、"だったり"は可能性を示唆しているように思えます。

つまり
犬だった?==>大体会話から解っているが、確認のために聞いている。
犬だった==> 犬であった
犬だったりした?==>もしかして犬であったのと聞いている。
犬だったりした==>犬以外であった可能性も有ったのだが、犬だった。

ここでどうも発想の飛躍というか、不確なものに頼る他ないのですが、"犬だった"が簡潔に結論を述べているのに対して、"犬だったりした"ではどうも結論が意外であった、又は予想外にもという意味合いが私には思い浮かんでくるのです。

このような考え方で二つの文を見てみると、
犯人は自分だったんだけど。==>何かが起きて、結局解明してみれば自分だった。
犯人は自分だったりしたんだけど。==>何かが起きて、散々探した結果(意外にも)結局解明してみれば自分だった。

意味は同じように思えるのですが、小説等で使われた時、読者によっては多少受ける印象が違うかもしれません。(或いは本などで"だったりした"が使われる事が多いので、単純に想像力が刺激されるだけなのかもしれませんが。)

どうも皆さんのの方が私より遥かに日本語が堪能に思えて仕方ないのですが(どうも私の日本語は外国人ぽいらしいのです)、考えていただく材料になればと書かせていただきました。

ところで英語学習の為に複数の人の意見を聞く事が出来るここの様なforumを探しているのですが、どなたかご存知でしたらお教えください(ここの英語学習のセクションは全く利用者がいないようなのです)。
 
Last edited:
極めて役立つコメントをありがとうございます。(えーと、あなたの日本語は全然外国人っぽくないと思うんですが。)使い方もニュアンスもよくわかったと思います。本当にいい勉強になりましたので、感謝しています。サンキュー!
 
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