歌詠み鳥

epigene

相変わらず不束者です
Joined
10 Nov 2004
Messages
4,354
Reaction score
179
長女が忘れていった本を、偶然見つけました。素敵な言葉が色々あったので、ここに書きます:

春を告げる鳥といえば鶯(うぐいす)。
特にその春、初めて鳴く声は初音(はつね)といって、特別に待ち焦がれる声です。
「うぐいす」の「す」は鳥をあらわす接尾語で、「うぐい」の方は、鳴き声からきているといわれます。まだ、鳴きはじめのころの声は「ウ・・・・・・ウグイ・・・・・・」と聞こえませんか。
上手になると「ホーホケキョ」と鳴くのですね。
万葉の頃から鶯と梅は最強のコンビですが、実際は梅の木にはあまりとまらないそうです。
本当の鶯は薄茶の地味な色で、藪の中にいるのを好むとか。あまり姿を見せないので、よく梅の木にとまっている目白と混同されてしまったようです。
でも鶯はお構いなし。歌を詠むように、美しい声で春を告げつづけています。

山下景子の「美人の日本語」より (幻冬舎)
 
今朝(けさ)、今年(ことし)はじめて鶯(うぐいす)の声(こえ)を聞(きき)きました。
まだ、鳴(なき)き声はぎこちないですね。
庭(にわ)の紅梅(こうばい)」も裏山(うらやま)の白梅(はくばい)も満開(まんかい)です。
河原(かわら)では、菜の花(なのはな)が咲き、土筆(つくし)が顔をだしています。

紅梅と目白(メジロ)
pa20030228umejiro1-1.webp



uguisu1-1.webp
 
わあ~! 春だ、春だ!
素敵な写真ありがとう!👍 :cool:
子供の頃、鶯は nightingale だと思っていました。
本当は bush warbler というそうです。
やっぱり、藪の中にいるんですね。
 
ひばりの鳴き声は、私も好きですよ!でも、もうちょっと暖(あたた)かくなってから、よく聞きます。今住んでいるところでは、無理(むり)ですが・・・
うぐいすときて、次は目白です。またまた、「美人の日本語」から。

***************************

目白押し(めじろおし):
Mejiro-oshi:
かわいい押し合いへし合い
Kawaii oshiai heshiai

鶯とイメージが重なる目白ですが、その名のとおり、目の周りが白く、鶯色のかわいい鳥で、鳴き声も、鶯におとらず、いい声です。
Uguisu to imeeji ga kasanaru mejiro desuga, sono na no toori, me no mawari ga shiroku, uguisuiro no kawaii tori de, nakigoe mo, uguisu ni otorazu, iikoe desu.

鶯の「ホーホケキョ」は、実は、「法、法華経」と聞きなされたもの。目白は「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」だそうです。漢字で書くとおかしいですね。
Uguisu no "hou-hoke-kyo" wa, jitsu wa, "hou, hokekyou" to kikinasareta mono. Mejiro wa "Chou-bei, Chu-bei, Cho-Chu-bei" da sou desu. Kanji de kaku to okashii desune.

さて、目白は、巣立ったばかりのころは、枝にとまる時、何羽もが身体をくっつけて、押し合うようにとまるそうです。このことから目白押しという言葉ができました。
Sate, mejiro wa sudatta bakari no koro wa, eda ni tomaru toki, nanba mo ga karada wo kuttsukete, oshiau youni tomaru sou desu. Kono koto kara, mejiro-oshi to iu kotoba ga dete kimashita.

人が、大勢押しかける時に使いますが、本物の目白押しはかわいらしいのに・・・・・ それぞれが、「目白」のイメージを抱いていただくと、混雑の騒々しい雰囲気もやわらぐかもしれません。
Hito ga, oozei oshikakeru toki ni tsukai masuga, honmono no mejiro-oshi wa kawairashii no ni... Sore-zore ga, "mejiro" no imeeji wo idaite itadaku to, konzatsu no souzoushii fun-iki mo yawaragu kamo shiremasen.

**********************

目白は、日本ではよく見かける鳥ですが、ハワイで見たときはびっくりしました。
まさか、飛んできたのかと思いましたが、調べたら日本人が持っていったそうです。
その名も white eye.
 
目白ってかわいい鳥ですね。
私も、レディーエリオット島という小さな島に行った時に、島に住んで いる目白を見かけました。
オレンジジュースが好きらしく、朝食の時、グラスに入ったオレンジジ ュースを飲みにやって来るんですよ。
 
ラリアンさん、
これは、絶対オーストラリアに(せめて)ロングステイしなくちゃ!
😊
では、私が勝手に作った、春の鳥シリーズから:

***************************

雲雀(ひばり):大空からのエール
Hibari: Oozora kara no eeru

一年中日本にいる鳥ですが、春になると、明るい声で、賑やかにさえずってくれます。
ichinen-ju nihon ni iru tori desuga, haru ni naruto, akarui koe de, nigiyaka ni saezutte kuremasu.

雲雀という漢字を書くのは、雲間から鳴き声が聞こえるところから。
告天子という別名もあります。
"Hibari" to iu kanji wo kakuno wa, kumo-ma kara nakigoe ga kikoeru tokoro kara.
"Koutenshi" to iu betsumei mo arimasu.

昔は、「日晴」と書き、晴れた日に天高くのぼって鳴くから「ひばり」というのだといわれてきましたが、最近は、鳴き声からではないかとされています。
Mukashi wa, "hibari" to kaki, hareta hi ni ten-takaku nobotte naku kara "hibari" to iu noda to iwarete kimashita ga, saikin wa nakigoe kara dewa naika to sarete imasu.

「ピーチク、パーチク」ではなく、「ピパリ、ピパリ」と聞いていたのですね。
"Pii-chiku, paa-chiku" dewa naku, "pipari, pipari" to kiite ita no desune.

空に舞い上がりながらさえずるので、大きな鳥を想像しますが、雀より少し大きいぐらいなのです。色も地味で、何のへんてつもない鳥だけに、かえって、すばらしい鳴き声には、心ひかれます。
Sora ni maiagari nagara saezuru node, ookina tori wo souzou shimasu ga, suzume yori sukoshi ookii gurai nanodesu. Iro mo jimi de, nanno hentetsu mo nai tori dakeni, kaette, subarashii koe niwa, kokoro hikaremasu.

はるかな大空から、私たちにエールをおくってくれているようです。
Harukana oozora kara, watashitachi ni eeru wo okutte kureteiru youdesu.
 
epigene said:
目白は、日本ではよく見かける鳥ですが、ハワイで見たときはびっくりしました。
まさか、飛んできたのかと思いましたが、調べたら日本人が持っていったそうです。
その名も white eye.

ふさわしい名前ですね。ハワイのどこで見かけたんですか、epigeneさん?私は見たことがないと思いますけど。。。

ralian said:
オレンジジュースが好きらしく、朝食の時、グラスに入ったオレンジジ ュースを飲みにやって来るんですよ。

可愛いねえ!人間を恐れていないというわけですか。面白い!
 
Glenn said:
ふさわしい名前ですね。ハワイのどこで見かけたんですか、epigeneさん?私は見たことがないと思いますけど。。。
色々なところで見ましたよ。ホテルの庭先や、公園、ワイメアフォールズでも見ました。小さめな鳥なので、ハワイの豊かな緑の中では見にくいのかもしれません。群れていたので、気がつきました。
グレンさんは、いつもたくさん見ていて、気をつけてみていないのかも?
 
ハハ、確かにそういう可能性があるんですが。。。 😊

でも、私の住んでいる辺りは鳥の種類を数多く見て、目白に似ている鳥を見ることを覚えていないので、やはり見なかったかなとかこの辺りにはいないのかなとか思っていました。もちろん、間違ってい得ますね。
 
Back
Top Bottom