Kraise
先輩
- 8 Mar 2013
- 380
- 46
- 43
I'm reading the Yoshikawa Eiji romance, Musashi, this time in japanese.
Really glad to have the chance to finally read one of my favourite books in its native language but I came into a silly problem with a word written without kanji.
"けれど、実は、体力そのものが、もうどうにも動けなかったのである。武蔵自身は、気づいていないらしいが、体のどこかに、二つ三つ、銃弾が入っているに違いなかった。
ゆうべ。――もっと詳しくいえば、慶長五年の九月十四日の夜半から明け方にかけて、この関ヶ原地方へ、土砂ぶりに大雨を落した空は、今日の午すぎになっても、まだ低い密雲を解かなかった。そして伊吹山の背や、美濃の連山を去来するその黒い迷雲から時々、サアーッと四里四方にもわたる白雨が激戦の跡を洗ってゆく。
その雨は、武蔵の顔にも、そばの死骸にも、ばしゃばしゃと落ちた。武蔵は、鯉のように口を開いて、鼻ばしらから垂れる雨を舌へ吸いこんだ。
――末期(まつご)の水だ。" <- contextualization
痺れた頭のしんで、かすかに、そんな気もする。
the bold part , what is it supposed to be? しぬ?しむ? or a 名詞 ?
Rather confusing for me as I cant figure it out atm.
thank you guys
Really glad to have the chance to finally read one of my favourite books in its native language but I came into a silly problem with a word written without kanji.
"けれど、実は、体力そのものが、もうどうにも動けなかったのである。武蔵自身は、気づいていないらしいが、体のどこかに、二つ三つ、銃弾が入っているに違いなかった。
ゆうべ。――もっと詳しくいえば、慶長五年の九月十四日の夜半から明け方にかけて、この関ヶ原地方へ、土砂ぶりに大雨を落した空は、今日の午すぎになっても、まだ低い密雲を解かなかった。そして伊吹山の背や、美濃の連山を去来するその黒い迷雲から時々、サアーッと四里四方にもわたる白雨が激戦の跡を洗ってゆく。
その雨は、武蔵の顔にも、そばの死骸にも、ばしゃばしゃと落ちた。武蔵は、鯉のように口を開いて、鼻ばしらから垂れる雨を舌へ吸いこんだ。
――末期(まつご)の水だ。" <- contextualization
痺れた頭のしんで、かすかに、そんな気もする。
the bold part , what is it supposed to be? しぬ?しむ? or a 名詞 ?
Rather confusing for me as I cant figure it out atm.
thank you guys