- 17 Sep 2005
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今日、司馬遼太郎作の「梟の城」を開いたところ、次の 文書を見て不思議に思いました。
前から気づいたことですが、時々人を対象に「ある」を 使うこともあるようですが、「いる」や「おる」など口 語で普通に使う言葉と、この場合の「ある」の用法に何 が違うのでしょうか。ニュアンスが違うとすると、これ を聞くとどんな印象が与えられますか?お願いします。落ちなずむ陽が近江の空を鮮々と染めはじめたその夕、茜雲の下の峠みちを、這うようにしてのぼってゆく老 人があった。